半導体技術の面白さや楽しさ、世界を相手に活躍する東海地域の半導体企業の強みなどを高校生、高専生、大学1~2年生にお伝えするイベント「TOKAI SEMICON DAY」を2026年度夏に名古屋大学東山キャンパスにおいて開催予定です。
窒化ガリウム(GaN)半導体の課題を克服し、青色LEDの実現を成し遂げた成果でノーベル物理学賞を受賞した名古屋大学 天野 浩先生の特別講演を皮切りに、大学の先生によるアカデミックセッション、企業のエンジニアによる企業技術セミナー、半導体に関わる実験・工作教室や大学の研究施設見学を計画しています。
詳細は随時、このホームページでご案内します。(事前申し込み必要。先着順。)
[1限目] 特別講演会
天野先生の特別講演会です。
[2限目] アカデミックセッション(学術セミナー)
将来の進路を検討中の高校生、理工系の高専生および大学1~2年生に向けたいくつかの講演を企画中です。みなさんにはどれか1つを受講していただきます。
[3,4限目] インダストリアルセッション(企業技術セミナー)
半導体企業は、B-to-B、つまり、個人ではなく企業を相手にビジネスをしているため、日常生活では名前を見かけることが少なく、皆さんにはあまりなじみがないかも知れません。実は、東海地域に拠点を構える半導体関連企業は世界的に有名な企業が多数あります。企業技術セミナーでは、企業の技術者の方に、その企業の半導体製品が身の回りのどのような製品に使われているが、その製品の構造や動作の仕組み、世界的な動向、最先端の技術的な挑戦などについて、皆さんにわかっていただけるように説明していただきます。
現在4社を予定しており、みなさんにはそこから2社のセミナーを選んで学んでいただきます。
[5限目] 実験・工作・研究所ツアー
講演だけで半導体レクトロニクスの具体的なイメージをつかむのは難しいと思います。半導体の簡単な電気計測実験や半導体素子を使った工作教室、あるいは、半導体に関係する名古屋大学の最先端研究施設のツアーを企画しています。(これらについては対応できる人数が限られています(参加者の1/3~1/4)ので、抽選とさせていただきます。)